平等 2013 2 10

 誰もが平等な条件を与えられている。
神は、すべての人を平等に扱っている。
 天才にも凡人にも、1日は24時間しか与えられない。
天才は、こう思うでしょう。
「時間をお金で買うことができたら、買いたい」
 1日は、24枚の金貨で、できている。
その金貨をどう使うかは、各人に任せられている。
 私は、「1日は24枚の金貨だった」と気づいたときには、
人生の半分を過ぎていました。
 もちろん、子供の頃から、
「時間は大切なものだ」とは、薄々気づいていました。
子供心に、「時間を失うことは、お金を失うことだ」とは思っていました。
 だからこそ、ひたすら努力してきたのです。
努力を継続できることが、私の唯一の才能だと思っています。
 1日は、24枚の金貨です。
その金貨をどう使うのかは、各人の自由に任されています。
 時間をお金で買うことはできません。
天才にも凡人にも、1日は24時間しか与えられない。
神は、すべての人間に「自由と平等」を与えた。
 さて、自由と繁栄の国であるアメリカが、いつまで続くかわかりません。
しかし、これだけは言えます。
アメリカは、ヨーロッパになることはできません。
あくまでも自由と繁栄を追求することが、アメリカの使命だからです。

カラス 2009 9 5
 私の子供時代は、まだ戦後復興の気配が残る時代で、
都市部はともかく、地方の農村部は貧しかったのです。
 だから、「おやつ」という贅沢なものはなかったのです。
しかし、成長期だった私には、昼食と夕食の間が、あまりにも長かったのです。
 自然の恵みが、私の空腹を満たした。
どこの家でも、庭や畑に果樹があり、
春にはイチゴや枇杷(びわ)、夏には桃や梨、秋には柿と、
空腹を満たす食料には不足がなかったのです。
 しかし、冬が近づくと、果樹は冬支度を始める。
「俺たちは、カラスと同じだね」と、友達がつぶやく。
 そのとき、果樹の仲間たちの思いは強いものとなっていく。
僕は学問で身を立てる。
俺は有名なスポーツ選手になる。
手に職をつけて立派な職人になる。




















































































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